給油した
地方選挙の宣伝カーの燃料費に対する公費負担のちょろまかしのニュースが流れました。最初は墨田区議に疑いがかかったのですが、都議選まで飛び火。宣伝カー1台は実費を公費で負担するという取り決めのようですが、併走する他のクルマにも入れたり、マイカーに入れたり、おやおやって感じです。上限ギリギリまで申告する輩が続出しています。ニュースで流れた資料を見れば、一日に200リットルも申告しているなんてのもありました。どうやら、1日で200リットルも使えるのか。誰だって疑うはずです。
でもでも、この制度自体に問題がありました。何しろ領収書添付が必要ないのですから、驚きです。インタビューに答えていた選管の人間は、「信じていました」なんて、およそ浮世離れした返答。バレなきゃやり放題のシステムを作り上げた選管、つまり行政側にも大いに問題ありです。一人あたり6万円以上の税金を自己申告だけで払っちゃう。そんな脳天気な役所に、ちょろまかした議員以上に怒りを覚えました。