浸水被害を予想した
過去最大級の台風が関東地方を襲った場合、利根川中流の治水能力が足りないことが政府の中央防災会議の調査で明らかになったと報道されました。首都圏へも大規模な浸水被害が予想されると、話を進めています。まさか、また大規模公共工事への布石か、なんて勘ぐっちゃいました。だって、過去最大級の台風なんて表現です。つまり、今までにやって来たすべての台風よりも大きな台風ともとれちゃうからです。そんな表現使われたら、何だって問題ありにできちゃいますよね。
そこまで疑ってかかるのは、良くないかもしれません。でもでも、このニュースでは他に気になる一文がありました。「1947年のカスリーン台風の際には、埼玉県大利根町で利根川の堤防が決壊した。国交省はこのため、同規模の台風が関東地方に来襲した場合は、同町で再び堤防が決壊するケースを想定」って、おい、そこの堤防1947年のままなのかよ。60年前と今で強度同じなのかよ。60年間何にもやってこなかったのかよ。愉快な世の中です。