店名は伏せますが…
東京は新宿区の高田馬場。ラーメン屋がいくつも軒を構えています。大体、行列必至のお店は4軒。その中で3軒は、はっきり言って並ぶ必要のない店です。で、3軒の内の2軒は並ぶ価値がありません。ま、いわゆるラーメンマニアの方なら、3軒がどこを差しているかは、おわかりになることでしょう。ちなみに、並んででも食べていいでしょうの1軒は、非有名店です。
並ぶ価値のない内の1軒ですが、開業当初よく通いました。はっきり言います。とてもとてもとっても、美味しいラーメンでした。TVやら雑誌やらで取り上げられて、行列ができるようになって、池袋にまで店を出したようです。この間、珍しく行列ができていなかったので、久しぶりに食べました。以前僕がよく食べていた頃は、ホントに空いていました。いつも同じ席で食べていました。で、その席が丁度空いていたってのも久しぶりに食べてみる気になった理由です。結果は、不味くなった、値上げしてた、店員の態度が横柄だった。以上、行列ができるようになったラーメン屋転落の定番コースです。
もう一軒の並ぶ価値のない店。開業当初行きましたが、不味いうえに値段が高いのでビックリ。北海道に本店を持つ店ですが、理解に苦しみます。北海道のお店はそりゃ繁盛しているようですが、これってあのパターンかな、そう思いました。どんなパターンかというと、皆さんも経験したことありませんか。「ここには観光客こないんだよ、でも地元の人が絶品って言ってるんだよ」って言葉に誘われて食べてみたら、思いっきり?になっちゃうようなお店です。このパターンじゃないのかな。つまり、きっと、東京人の僕の口にはあわないのでしょう。やっぱり土地とか風土って絶対に無視できないわけですよね。福岡出身の友人が以前池袋で最もおいしいという博多ラーメン屋を、「あんなもの博多ラーメンじゃない」と断罪したことがあります。つまりこれの逆パターン。多分そういうことだと思っています。
以上2軒が並ぶ価値のない店です。並ぶ必要のないもう1軒は、だって同じ味のチェーン店で並ばずに食べられる所あるもん、それが理由です。