ようやく自分のサイトでのIEのアクティブXコントロールへの対応を終わらせました。正確にいうと、「ほとんど」ですけどね。6月までにやらなきゃならなかったのに、やっと脳天気からの脱出です。夜な夜なちょっとづつやってほぼ一週間。結構な作業でした。それがサイトの更新履歴に載せるような作業じゃないってのが、またちょっぴり悔しいというか、釈然としないのです。
さて、色々なソフトメーカーが、それぞれの方法(基本は一緒)を公開していますが、結局ほうぼうのサイトを見て採用率ダントツトップのアドビの公開しているソースを基本にしました。ところがです、FLASHはこれでOKなんだけど、QTVRが表示されないという事態に直面。仕方ないから、Appleの情報を読んだけど(いまだに英語のみ、ざけんなボケ)アドビとやってること基本的に一緒だし、結局マイクロソフトのページに書いてある原始的な方法でQTVRを読ませることにしました。
今まで、Macでサイトを作ってきてどうしてもWinでの動作確認は必要でしたが、今回のはXPであること、仕様変更以降のIEであること、この条件がネットカフェ詣での僕には結構きつかったのです。自分の環境では、読み込めて当たり前。つまり、自分の環境ではエラーの特定ができないのです。最初、アドビの公開するソースを基本にすべてのページを仕上げてネットカフェ行って見た時は、愕然としました。試しに、WinのFirefoxで見たらちゃんと見れるわけで、どうみてもJavaScriptにエラーはないし(てか仕様解説通りちゃんと書いたのに…)、ホントに暴れたくなりました。
結局、先に書いたように原始的な方法でQTVRを読ませるようにしたわけです。オッケーオッケーって、夕方またネットカフェ行って確認したら、新たな問題に直面しました。最近使い始めたH264コーディックのQTVRが、メモリー不足でIEで読めないのです。あらあらでFirefoxで見てみたら、きちんと読めました。ったく、IEってなんなんだよ。悪いのは僕だけか、そう思ってQTVRの有名処のサイトを回ってみたら、IEでは壊滅状態。ったく、H264使えないじゃない。どうしようかなぁ、今さらまた元に戻すのは面倒だし、面倒だし、面倒です。ちなみにJavaScriptで呼び出すと、FLASHもQuickTimeも若干読み込みが遅いことにも気が付きました。これはすべてのブラウザで、です。
さて、H264のメリットは、同じ画質ならファイル容量が少なくなるということ。これまでの半分以下のファイルサイズで作れる点に飛びついたのです。つまり、これまでの容量で作ろうとすれば、恐ろしく高解像度のものが作れるわけです。で、ちょっと調べてみました。ムービーを表示する時、メモリ上に展開(デコード)するわけです。で、H264の場合、いくら軽くなったといっても再生時には結構メモリが必要になるとのこと。結局WinのIEかよ。世界中で最も普及しているブラウザだよ…