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2006年06月30日

ケンコーでの出来事

 多少安定感は損なわれてもいいから、軽い三脚が欲しい。そう思って今年の春先に、スリックの814EXという三脚を買いました。まぁまぁ、気に入って使ってきました。機動性を生かしたい、そんな時はバックパックのサイドにくくりつけて移動するのに丁度いい大きさです。で、この三脚の雲台がいかれてしまいました。ケンコーに直接修理依頼のために持ち込みます。もちろん、事前に直接持ち込みの可否の確認はしました。
 
 ビルに入った所で、ちょっととまどいました。今はもうどこでもお決まりの内線電話が置いてあるのですが、修理受付をしてくれる部署がわかりません。ひょっとしたら僕の見落としがあったかも知れませんが、少なくと一目でわかるようにしておくべきです。仕方がないので、そのフロアにいた方に声を掛けたら、いかにも迷惑といった表情で2Fに行ってくれと言われます。2Fに上がっても、特に受付のようなものはありません。内線電話が置いてあるわけではなく、仕方なしに遠くの方のデスクにいた女性に声を掛けました。
 
 ようやく話を聞いてくれそうな方が出てきたかと思えば、何の挨拶もなしというか、僕に対して言葉を発しません。僕の説明を聞いたら、独り言のように何かをつぶやくと奥に引っ込みました。で、事務処理をするような女性がでてきて、伝表に記入して渡したら明らかに「とっとと帰れ」という表情です。納期がどのくらい掛かるか、修理完了品の受け取りはどうすればいいか、そういった説明はひとつもありません。大体、雲台のどこがどうなっているかの説明もこっちから聞くまでなし。そうか、ケンコーってこういう会社なんだ。
 
 雲台のトラブルで困っているのは僕です。早く直したいから、ケンコーまでわざわざ持ち込みました。ケンコーという会社は、そういうユーザーの思いをまったく理解できない組織のようです。多分、修理を依頼するようなユーザーは迷惑な存在で、適当にあしらうべきもの、そう考えているのでしょう。そうでなければ、あれほどまでにあからさまに「迷惑だ」という表情を見せることはないはずです。ケンコーの製品をもう買うことはないでしょう。

2006年06月27日

W杯です〜その6(PK)

 日本が決勝トーナメント進出を見越してでしょうが、昨晩そして今夜と連続してTBSが中継です。昨晩は、どう見ても「ありゃりゃ」の判定でPKを得たイタリアがオーストラリアに勝っちゃいました。判定は仕方がないかも知れませんが、退場者を出して長い時間10人だったイタリアを攻めきれなかったオーストリアが悪いということでしょう。スイスvsウクライナは、0-0のままPK戦でウクライナ。スイスは、結局1点も取られることなくワールドカップを去ることになりました。点を取られなくても負ける、決勝トーナメントの厳しさを改めて知らされました。

2006年06月25日

ちょっとお食事

 新宿のサザンタワーの19Fにある中華レストランでした。再開発まっただなかの新宿の南口を見下ろすロケーション。コースメニューを食しましたが、クオリティはまぁまぁ。楽しく食事ができました。でも、中華レストランのくせに、ナイフとフォークがテーブルに並べられたのにはビックリ。ナイフとフォークで食べるメニューはどれかしらん、とちょっと興味津々で料理が運ばれてくるのを待っていました。そういう楽しみを客に与えるってのもひとつの演出でいいかも知れません。以前、箸やらフォークやらの話を書きましたが、今日はその店側の演出にのってやろうと思って、件の料理はナイフとフォークで食べました。その料理は、有り体に言えば牛バラの煮込み。箸でも切れちゃうくらいに柔らかく煮込んでありました。
 
 さて、サザンタワーですが新宿南口です。でも、ここは渋谷区になります。線路を挟んだ対岸の新宿高島屋も住所は渋谷区になります。地元意識をどうこう言うことではないですが、渋谷区民は渋谷区にある施設という意識をあまり持っていないという話を聞きました。渋谷区にはありますが、あくまでも新宿にあるという認識です。こんな風に現住所と現実のロケーションにギャップがある所って結構あります。地図の上に線引きした行政の境界線と、現実がマッチしていない例ですね。また、歴史ある地名をわかりやすいとかの理由で近くの駅の名前などを基準に変えてしまったがために、結局ややこしくなってしまった例もあります。街と住所の関係っておもしろいな、そんなことを考えていました。締めは激辛担々麺。でも、そんなに辛くはなかったです。

2006年06月23日

W杯です〜その5(さぁ、これから)

 残念ながらといいましょうか、予想通りといいましょうか、日本代表のワールドカップは終わりました。でも、ワールドカップはまさにこれからです。決勝トーナメントで盛り上がって行きます。それが、僕のこれまでの楽しみ方です。さてと、今回はどこの代表に肩入れしようかなぁ。って、まだ全チーム出揃っていませんけどね。

2006年06月19日

W杯です〜その4(勝てませんでした)

日本がブラジルに2-0で勝って、クロアチアがオーストラリアに1-0。クロアチアとオーストラリアがスコアレスドローの場合は、ブラジルに3-0で勝てばいい。その他にも色々と条件はあるけれども、とにかくブラジルに2点差以上付けないとダメ。ブラジルにあと1点取って欲しかったけど、勝てない日本が悪いということでしょう。次戦は、6月22日。残念だけど、同日行われる大混戦のE組の方が注目度高いような気がします。

2006年06月16日

zoomifyとのたわむれ

060616.gif Webではいっつもジレンマと闘っています。つまり、写真の話です。Webサイトだから粗い画像で我慢する、これが正しき姿勢なのかも知れません。でも、やっぱり納得いきません。神田川逍遙でも、もっといい写真なんだけどなぁ、なんて調子で圧縮しています。いわゆる写真サイトでも、もっともっと良い写真なのに我慢しているんだな。そう思えるサイトっていっぱいあります。ですから、そうしたジレンマと闘っている人達向けのツールって結構ありますよね。大きな画像をいかに軽くして見るか、それがテーマです。
 
 ひょんなことから見つけたのが、zoomifyです。詳細を知ろうと、検索してみたら2004年頃から色々なサイトで話題になっているようで、すみません古い情報かも知れません。でも、どえらく簡単にでっかい画像を扱える、とってもお得なツールだと思います。昨日からあれやこれやと遊んでました。
 
 zoomifyは、FLASHを使ったツールです。でっかい画像をスライスして、それをデフォルトでは縮小表示しておきます。FLASHですから、軽い軽い。そこから、ズームやスクロールが簡単にできるのです。コントローラはあらかじめswfファイルで用意されています。アプリケーション・アイコンに画像をドラッグすれば、スライスして呼び出し用のXMLファイルが組成されます。後は、添付されているhtmlファイルのパスを書き換えればオシマイ。しかも、これ無料です。タダなんです。高機能の1万5000円ほどするものもありますが、当座はこれで充分です。

 
 見た目はこのスクリーンショットみたいになります。上段の写真の緑の枠を拡大したのが、下の写真です。さすがに元画像そのままとは言えませんが、2割引ぐらいのクオリティを保てるので、結構使えそうです。zoomifyのオフィシャルサイトでは、興味を惹かれる作例がいくつかあります。航空写真のサンプルなどは、なかなか見応えがあります。

 ふたつのページを作ってみましたので、興味をお持ちなら実際にご覧になってください。まずは、普通の写真(上の写真です)です。ファイルサイズ2.9MBをそのままぶちこみました。128のタイルに分割されています。そして、バスの時刻表でも作ってみました。スクリーンショットからの作成なので元データは軽いのですが、ピクセル寸法は2000*1407。ズームした時に、ビデオカードやVRAMの環境次第では像が安定するのに多少待たされるかも知れません。それでも鮮明に見ることができるのは間違いないと思います。
 
 さて、こいつを何に使おうか、なんですが。もちろん、オーバー800万画素の写真を、「ほれ、見てくれや」って使うのもいいかも知れません。ただ、下手くそな写真を使うのは、御法度ですね。恥じかくだけのようなもんでしょう。要注意です。自在にスクロールができてズーミングができるという特徴は、地図の表示にもってこいです。自分でFLASHでこうしたファイルを作るよりも、はるかに確実に高品質のものが作れます。確かにFLASHを使える人なら、造作もなく作れるでしょう。俺はこんなの作れるよ、そういう人は思いっきり無視してください。

2006年06月13日

ちょっとお遊び、HDRI

 High dynamic range imagingと呼ぶ写真の表現手法が、アーチスティックな作品を生み出すフォトグラファーの一部で流行っているそうです。日本ではHDRIとかHDRイメージングと呼ばれているようです。つい最近、このHDRIを知ったので、ちょっとここで書いてみることにしました。
 
 最近は、デジカメのダイナミックレンジも随分と広くなりました。それでも、銀塩よりはまだまだ狭いと言わざるを得ません。ダイナミックレンジの狭さを補う方法として、露出を変えて撮影した複数の写真のいいとこ取りをする方法があります。商品写真などでは、積極的に使われる方法です。例えば、腕時計。文字盤、ブレスレットそれぞれに露出を合わせたカットを撮っておき、それを合成するという方法です。これによって、完璧な商品イメージが作れます。つまり、写真の中にある被写体のすべてがちゃんと見える写真です。
 
 さて、一例をあげましょう。僕が撮った写真です。上の写真は、同じ場所で露出をずらしながら撮った写真です。左の写真は、空と電車そして高架橋に露出が合っています。下の影の部分は、完全に黒くつぶれています。中の写真は、歩道脇の生け垣やその奥の住宅が適正といっていいでしょう。で、右の写真は歩道の路面や左側の塀に露出が合っています。ちなみに、このカットは250万画素のコンパクトデジカメで撮ったものです。もともとダイナミックレンジが狭い古いカメラですから、一見して明暗の差は明白です。


 この三枚の写真からいいとこ取りをして仕上げた写真がこれです。カメラの角度と陽の向きからいえば、高架橋の上の電車が順光です。つまり、斜光というよりも半逆光です。宅地内の歩道は、左側から当たるべき陽が遮られています。ダイナミックレンジの狭さを補うために、こうした合成は日常茶飯事です。特に、僕のサイト神田川逍遙では、こうした合成はよく使います。もちろん、合成などせずにトーンカーブの調整などで済ますことができればいいのですが、被写体によっては合成は必須になってしまいます。なにしろ、明るい日差し、日陰になる橋の下なんて被写体が絶対に混在するわけですから。実は写真を良く知る人にとっては、この程度でも不自然な写真といっていいかも知れません。
 
 さて、HDRIです。ダイナミックレンジの広い写真、そういうことです。その意味では、誰もがやってきた露出違いのカットのいいとこ取りもHDRIです。つまり、広義のHDRIですね。ただ、HDRIとわざわざ断っている写真は、ちょっと違うようです。合成する時に、アーティスティックな効果を狙って、ハイキーな部分に粒状感を持たせたり、逆にローキーな所は高コントラストにしてみたり、ちょっと特殊な効果を持たせた「全てが見える写真」です。HDRIをうたっている写真を掲載しているサイトを見ると、合成された写真はシュールで空想的な感じを持たせているものが多いようです。もちろん、基本はいいとこ取りですから、サイズを大きくして色々な部分の詳細を見せるなんて手法もこれに加わります。なかなか、おもしろい試みだと思って、僕も一枚作ってみました。ただ、こうした表現のために撮影したものではないので、ちょっとやりすぎ感はありますが。

 まず、空に露出が合っているカットで空を作ります。軽くノイズを入れてHSB調整で青を強調した後、逆光で色が変わっている部分を強調しました。電車は、あえてハイキーなカットを使います。これは、シャッタースピードが遅くなっているので、より鮮明に使えると思ったからです。歩道脇の生け垣は、スポンジツールで彩度を立たせた後、強めのシャープをかけています。歩道そのものは、明るく写ったカットの日向部分の彩度を落としてから、タイルのエッジが際だつようにしてみました。ついでに、歩道の入り口近くにいた母娘を消してしまいました。
 
 写真が小さいので、細部まではここでははっきり見えませんが、オリジナルは驚くほど詳細でへんてこりんな写真になっています。こういう写真を作ることを目的にして、撮影した場合は結構遊べちゃうな、というのが試してみた感想でした。でも、一体何のためにこれをやるんだ、なんて聞かれたらちょっと答えに窮します。今まで、僕がやったことがない「作品としての写真」ということになるわけです。これからもやるかどうかはわかりません。ただ、ちょっと遊んでみたかった、それだけのことかも知れません。で、悪ふざけついでに今度QTVRでも作ってみます。

W杯です〜その3(ありゃありゃ)

 奇跡が起こらない限り、決勝トーナメントには進めません。

 奇跡の条件は、クロアチア戦に勝って、ブラジルに引き分け。ブラジルは2勝1分けになること。つまり、今後オーストラリアは連敗。クロアチアはオーストラリア以外は負けること。3-1なんて無様なスコアで負けているから、1勝2敗の勝ち点3で並んだ場合はまず無理でしょう。でも、大会初戦はグダグダ、前半早い時間に点を取るとボロボロ、このチームの特徴がもろに出た試合でした。

2006年06月12日

MOVABLE TYPE3.3のベータテスト

 さっき書き込みをした時、管理ページでMOVABLE TYPE3.3のベータテストを開始しているのを知りました。なんで、今まで気が付かなかったのでしょうか。つまり、お知らせはあんまし見ていない証拠ですね。ノーサポートの無料版使ってると、逆にこうしたニュースを平気でチェックしなくなってしまうようです。

 ところで、このブログを始めた時3.2.2の情報が少ないとちょっと愚痴をこぼしましたが、3.3がリリースされるからには3.2.2の情報も多いだろうとちょっとネットを巡回。そして、このブログもまたちょっといじってみようかな、そんな気分になっております。3.3はもちろん当分見送ります。結構興味ある新機能があるようなので、やっぱり情報待ちですね。というわけで、すっかり他人任せです。

W杯です〜その2(3もあるかも)

 オランダvsセルビア・モンテネグロの後は、メキシコvsイランを見ちゃいました。僕の大嫌いなテレ朝でした。実況は田畑でした。相変わらずしゃくに障る実況です。なんで、イランびいきになるのかわかりません。日本と同じアジアだから、応援を強要するわけですね、テレ朝は。日本戦以外はどちらか一方の肩を持つ実況するなんてどういうつもりなんでしょうか。これがテレ朝の意志なんでしょうか。
 
 話はユニホームの続きです。そうそう、メキシコのユニホーム、結構カッコ良かったです。ナイキです。それはさておき、ユニホームがらみでネットを見ていたら、やっぱりありました。日本の青の話です。「国旗が赤/白なのになんで青なんだ」というご意見。そのいきさつは知っていましたし、一時期赤を基調をしたユニホームになった時期もありました。で、おもしろかったのが、青いユニホームに対する三通りの立場というお話。ちょっと右な人は、「けしからん。直ちに赤/白ベースにせよ。」大多数の人は、「別にいいじゃん。イタリアだって青いし。」で、最後はサッカー馬鹿。「日の丸を青にすればいい。」当然僕は、大多数です。

2006年06月11日

W杯です〜その1(2以降はあるのか)

 ワールドカップが始まりました。今は、オランダvsセルビア・モンテネグロのハーフタイムです。明日は日本代表が登場です。TVではどこの局でも対オーストラリア情報一色です。正直言って、もういいよ静かにしてよ、って感じですがそれは仕方がないところでしょう。もちろん、日本代表は応援させてもらいますが、強国同士のまさにガチンコ勝負を楽しむのがワールドカップってもんです。その意味では、僕にはふたつのワールドカップ、そんな感じです。でも、かつては日本代表はこの場にいなかったわけですから、それはそれで楽しみが増えたというところでしょう。
 
 さて、日本代表の話でも書こうと思いましたが、サッカー好きはもちろん、そうじゃない人も色々なサイトやブログはこの手の話でいっぱいです。だから、天の邪鬼な話題でいこうかと思います。で、日本が入ったグループですが、他の3チームはナイキのユニホームです。これまでのナイキのユニホームは胸の丸囲み番号と背中の部分のセパレートカラーが特徴でした。国によって多少の違いはありましたが、僕の見立ては不細工の極み。特に、ブラジルと韓国がひどいデザインだったなぁ、そう思っていました。でも、新しいナイキのユニホームは、結構落ち着いたベースデザインで好感持てます。
 
 我が日本代表は、アディダスです。ワールドカップ出場国でのシェアでは、まさにナイキと二分しています。このアディダスの今回のユニホームは、右胸に入ったゼッケンが特徴でしょう。アディダス・ユーザーは、どこもこの右胸のデザインは受け入れているようです。そうそう、ゼッケンのフォントも今までのユニホームでなかった書体で目新しいと感じてます。このアディダス・ユーザーの中で、私の思う最も不細工なデザインは、青を基調とした極東の国です。公式サイトでそのデザイン・コンセプトの話が載っていましたが、どこをどう見りゃあのラインが日本刀なんだ。それが正直な感想です。
 
 ドイツもアルゼンチンもスペインも、他のアディダス・ユーザーはそんなひどいデザインじゃないのになぁ。なんで、日本だけなんでしょう。ところで、不細工なユニホームでもそれを着るチームが強ければ問題なしですよね。ナイキの前モデル着ていたブラジルがいい例です。というわけで、我が代表チームにはあの不細工なユニホームがカッコ良く見えるように活躍していただくということで、この書き込みは終わりにしましょう。だって、後半始まっちゃいますから。

2006年06月02日

駐めるぅ?

 改正道路交通法がスタートしました。違法駐車の摘発にかこつけて、要するに一部の警察関係者が潤うシステムがスタートしました。いやはや、新宿の靖国通りでは、路駐がきれいさっぱりいなくなっていてちょっとビックリ。やっぱ、しばらくは奴らの出方を見ようと皆さん考えているようです。とにかく、違法駐車イコール迷惑駐車の論理で世間をごまかせると本気で考えた馬鹿共の、実社会の状況を無視した道交法通りの法の施行が始まります。
 
 確かに違法駐車は違法です。ただ、路上駐車をしても問題のない道路を理屈をこねて駐車禁止にしてきた公安委員会と警察の暴挙に屈するようで、口惜しいたりゃありゃしません。地元の取り締まり活動ガイドラインを以前見ましたが、要するにすべての表通りでした。その中には、住宅街の中で道幅が広く路肩に駐車しても誰も迷惑を受けない道も入っています。
 
 夜のニュースでは、局によって意見が二分されていました。ひとつは、これは実情を無視した法の執行であるというもっともな論調。もうひとつは、合法的であるからとそれだけの理由でこの取り締まり強化を支持していたもの。当然、後者の立場を取ったキャスターと局のニュースに対しては、これから全面否定の立場を僕は取ります。実情を無視した法の執行は、度を過ぎれば単なる魔女狩りになるだけです。国家に多大な権力を集中させることにも成りかねません。その一方で、法律で許されているならば、何をやってもいいという危険な発想にもつながります。思想的にこの論の展開はイヤなんですが、書いちゃいました。日本はそうなるほど馬鹿ではないとは思いますが、金のためにやっている、その線で踏みとどまって欲しいものです。とりあえずある自治体は一年で73億円、これで儲かるそうです。

 ところで、取り締まりのやり方をニュースで流していました。デジカメで証拠写真を撮るというのが、この方法の肝ですが、TVに出ていた監視員の稚拙な撮影方法にニヤリです。基本は3枚撮るようですがナンバープレートがはっきりと写っていて、チケットを貼付した状態が確認できる写真を組み合わせて証拠にするようです。間違いなく露出はオートで撮っているようです。あんな撮り方で証拠写真が撮れるのかなぁ、それがそのニュースを見ての感想です。僕はクルマ雑誌でクルマの撮影を数多く経験しています。晴れている日ならば、時間帯、太陽の向き、クルマの色によっては、奴らの撮り方じゃ証拠写真撮れないような気がします。それとも講習ではそこまで考えた撮影方法教えているのかしらん。だとしたら、それはそれで凄いわけで、彼らの撮影現場を見てみたい、そう思っています。