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2006年01月28日

スリッパへのこだわり

 5桁円の高級スリッパを愛用しています。なんてことを書ければいいのですが、そんなこだわりではありません。3桁円でいいのです。一度5桁円するというスリッパをいただいて使ってみたことがありますが、とにかく耐久性が悪い代物であっという間に履きつぶしてしまいました。結局、近所のホームセンターで買う僅かに1000円を超える程度のスリッパを室内で履いています。常に同じモノを購入し続けることができればいいのです。ちょっと前まではそれができましたが、僕がいつも買っているスリッパが店頭から消えてしまいました。てなわけでたかがスリッパですが、あれやこれやと選ばなくてはならなくなりました。
 ペタペタ感これは大事です。ちょっとクッションが潰れてくる、そこからの持ちで履きやすさとかが全然変わってきます。理想は、すぐに柔らかくなってそこから適度なペタペタ感を保ってくれること。次に音です。商品によっては歩き回るとやたらとうるさいものがあります。室内だけにこれは遠慮したい。「消音スリッパ」なんて名称でソールにメッシュを付けて、音をできるだけ抑えるなんてものがありました。これ結構具合が良かったのですが、近所のホームセンターではその後お目にかかっていません。ところでこの音なんですが、さすがに騒がしいホームセンターの店内ではチェックできません。たった今、新しいスリッパを買って戻ってきたところです。う〜ん、ちょっとうるさいかも知れません。
 こだわり始めたらキリがないのですが、こんな具合で安いスリッパではありますが、色々やって選んでいます。最後に、スリッパの重要な機能をひとつ。出掛ける時に、玄関でスリッパを脱ぎます。つまり、玄関にスリッパがある時って出掛けている時です。在宅や不在を知らせる重要なサインになります。履いていない時も存在感のあるスリッパが理想ですが、さすがにそんなものはありません。

困ったものです

 ちょっと世の中おかしいのでしょうか。大きなニュースばっかり続いています。大きなニュースが続いているせいでしょうか、ちょっと前に伝えられた大きなニュースが、かすんでしまうようなこともしばしばです。それも仕方がないということでしょうか。でも、仕方がないというだけで済ませてはいけないかも知れません。
 耐震強度偽装のニュースは、もちろん風化してはいけないでしょうが、今日またビックリするようなニュースがありました。中堅ビジネスホテルチェーンの東横インが、法定身障者設備を行政のチェックの後、取り壊してしまったというお話。会見に出た社長の態度がこれまたひどい。一応謝罪に使う時の言葉を口にしていましたが、まるで会見そのものを軽視していて傲慢そのものの態度。「身障者用の部屋は稼働率が悪いから」とか平気な顔して言うし、「他にやっている所は直すから」とまるで投げやりでした。僕はこの会見を夜のニュースで見ましたが、さすがに反発の声は大きかったようで、サイトには「お詫び」と称する囲みがありました。「またTVで放映された際のことについて、多くの方からお叱りをいただきました。朝刊で知ったばかりで、動揺を隠せぬままカメラの前に立ってしまい、不穏当な言動があったことを深く反省しております。(一部をそのまま抜粋)」この文章を読んで、すげぇ言い訳がましいという印象を持ちました。動揺って言葉を使ってますが、ばれちゃったことにきっと動揺したのでしょう。そう思います。僕は値段が安いんでこのチェーンはよく使いましたが、勝手に宣言。東横インには未来永劫絶対に泊まりません。

2006年01月20日

受験料は適正か

 センター試験での英語で、初めてリスニングテストが導入されることになったそうです。僕の時代にはヒアリングという言葉が使われていましたが、ようするに耳で聞いて答える英語のテストのことです。身近に受験生がいないせいか、今日のニュースで初めてそれを知りました。で、何に興味を持ったかというと、リスニングテスト用の再生機です。全国の試験会場で同じモノが用意されるとのこと。一体、どこのメーカーが作ったのか。そのメーカーは果たしてボロ儲けしたのか。メーカーじゃなくて、どこぞの特殊法人にこの儲けがいっているんじゃないか。そんなことばっかり考えています。恐らくですよ、恐らく、利ざやを得るために今年使ったものは使わず、来年また新たに発注するような予感がしてなりません。受験料の使い方まで、疑問を持ってしまったわけですが、僕の見方も荒んでいるかも知れません。ついでに、ちょっとNHKに校正入れておきました。

出る杭は打たれる

 ライブドアの話です。どう見てもスケープゴートにされたとしか思えません。ま、ようするに「あの野郎生意気だから締めちまえ」そんな感じですよね。海外メディアでもそんな論調が多いようです。実際に報道されているM&Aにいたる事実関係がどうなっているかは別にして、各メディアの報道の仕方はちょっと公正に欠けるような部分もあるように思えます。公正に欠けるという言葉は不適切かも知れません。いつもと違う取り扱い方、と訂正しておきましょう。僕もジャーナリストの端くれですから。
 
 さて、NHK。ニュースを読むキャスターが、明らかに楽しそうな表情をしていたのが印象的でした。僕はイヤなのですが、好むと好まざるに関わらずニュース10を見ています。見せられてます。この番組のキャスター3人は、そろいも揃って馬鹿ばっか。ホントによくもこれだけの馬鹿を揃えられたなと思います。例の受信料騒ぎの時も、放送内容への政治介入の疑惑の時も、大津支局の事件の時も、ニュース10では視聴者に対してお詫びの気持ちを述べるとか、そういう雰囲気は一切なし。ニュース10の馬鹿キャスターは、「馬鹿な身内の馬鹿な行動に我々は困っている」そういう馬鹿な態度を貫いてきました。確かに本音はそうかも知れないけども、視聴者に対して見せるべき態度があるだろうに。
 
 そんなわけですから、自分が関わらないニュースとなると、例えばフジテレビ(ホントはニッポン放送ですけどね)とライブドア、TBSと楽天のケースなんかは、いつも以上に張り切って楽しそうにやっているのが見え見えです。まぁ、ニュース10しか見ないですから他のNHKのニュース番組がどうなっているかはわかりませんが、独善的で体制寄りで、上意下達の姿勢を貫き、弱い者いじめをしているだけというこの局のニュースはもう随分前から信用しないようにしています。

2006年01月15日

やべぇ、フォントが

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 さて、OS9のことを書いていたら突然思い出したことがありました。ある方のbbsでフォントの話があったのですが、僕が持っているもうひとつのサイト神田川逍遙のロゴの話です。このサイトのロゴは、OS9で作りました。使ったフォントは、ダイナフォントのATMなんです。CubeにOS9を移した時、このフォントをインストールするのを忘れていました。慌てて、パッケージを探しました。パッケージはありました。ユーザーガイドに目を通すと1ライセンスの表示。「うわぁ」です。インストールできなかったらどうしよう。恐る恐るインストーラーを起動して、良かった良かった。もしも、インストールできなかったら高価な追加ライセンスの購入です。そんことはやりたくないので、後生大事に画像化したロゴを持たねばならなくなる所でした。かなり、ほっとしています。

 んで、このATMフォントはOSXでは使えません。webをめぐる環境のほとんどはもはやOSXですから、同書体が入っているOpenTypeフォント買わんといかんかなぁ、とまた悩みの種が増えました。

バイバイOS9

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 インテルのMacは、これまでのOSXアプリケーションは問題なく使えます。これはまぁ、このくらいはやってくれないとMacユーザーが謀反やら一揆起こしちゃいますよね。だからこれは当然。68KからPowerPCへの移行時よりはスムースにいきそうですというか、スムースでしょう。ただ、appleの想定する既存のユーザーには、最早OS9は入っていないようです。OS9起動機はとうの昔に姿を消しましたが、クラシック環境も今度のマシンから使えなくなるようです。最初のOSXが登場したのが、1999年。6年以上ということですから、これはappleとしては「いくら何でも移行は済んだだろう」ってことなのでしょう。
 
 異論をぶちかましたい所なんですが、さすがにもう6年という歳月、この数字を目にすると使いたければ自分の責任で、というスタンスにならねば仕方がないことかも知れません。昨年の秋に僕はOS9専用機として、Cubeを買いました。OSX専用機になっているG4もOS9が起動できるマシンです。結果論ですが、こいつは良かったと胸をなで下ろしている所。実際どうなるかはわかりませんが、中古市場のOS9起動機の価格がまた上がりそうです。加えて、クラシック環境が使えるOSX専用機、つまり現行のPowerPC機の中古価格に変化が起こるのは目に見えていることです。ふふふっ、Cube買っておいて良かったってのが、今の正直なところです。僕は安心してOS9を使い続けることができます。2台もOS9起動機がある。これはこの先インテルMacをめぐる色々な動きに、結構柔軟に対応できちゃうというわけです。てなわけで、タイトルには書きましたがまだまだバイバイしません。

2006年01月13日

僕とニコン

 昨晩のTVのニュースで一報を知りましたが、ニコンが銀塩カメラからの事実上の撤退をすることになりました。来るべき時が来たのかな、それが素直な印象です。僕自身最近では銀塩カメラを使うことがなくなっているので、寂しいとか残念とかそういった感情をこのニュースから受けることはありません。
 
 僕はキヤノンユーザーですが、かつてはニコンユーザーでした。06:01:13.jpg初めて買った一眼レフカメラは、FAです。その他にF3、F4、F801などを使っていました。最初に買ったFAとF3は、とても好きなカメラでした。FAに関していえば、プログラムAEの確かさがとても気に入っていました。当時はまだまだマニュアル露出が当たり前の時代でしたが、FAのプログラムAEは信頼に当たる精度を持っていました。基本的には単体露出計を使って撮影していましたが、露出に困った時FAのプログラムAEはまず間違いない仕事をしてくれたものです。そんなわけで、頑強で連射がきくF3とFAを使い分けていたのです。

 そんなFAでしたが、ある時撮影中に事故に遭ってしまい全損になります。代替えとして買ったカメラがF801でした。FAを使っていた僕は当然、進化したAEに期待していたのですが、使ってみてビックリです。その後、F4も購入しましたが、両機共にプログラムAEの精度、使用感共にFAよりも下のレベルだったのです。僕は当時単体露出計を使って検証テストをやりましたので、間違いありません。特に当時ニコンのフラッグシップだったF4のだらしなさには呆れました。F4を購入してもメインで使うのは、F3だったのです。
 
 そんなわけで、F4を買った頃からニコンに対して疑問を持つようになったのです。F5がでた時、まるで興味を持ちませんでした。そしてある日、キヤノンのレンズカタログを見て、そのラインナップの展開に衝撃を受けました。うまく説明できませんが、ニコンのそれと違ってとってもシステマチックといいましょうか、ラインナップが整理されているのですね。少なくともそう感じ取った僕は、スイッチを決意したのです。あくまでもFマウントに固執したニコンに対して、AF化で新しいEFレンズにしたキヤノンとの差かも知れません。
 
 Fマウントに固執するあまりニコンが失ったものは多すぎると僕は思っています。加えて、カメラの開発に関しても先の展望を見誤っているとしか思えないと感じることが多々あります。最近で言えば、F6ですよね。わざわざ出す必要があったのか、そう思います。ちなみに最近のDSLRに関しても、ラインナップの展開がヘタだなと思ってます。そうそう、ニコンを売った時、F3の方がF4よりも高く売れたのにはビックリです。
 
 知り合いのカメラマンでもニコンユーザーは大勢います。だから、あんまり悪口めいたことは書きたくなかったのですが、こんなに長々と書いてしまいました。そんな僕ですが、中古カメラ屋に行くとショーウインドーの中のFAをつい買いたくなる衝動と闘っています。

2006年01月12日

MacBook Pro?

 そろそろ寝ようかな、なんて思いながらネットをうろついていたらニュースがありました。サンフランシスコのMacExpoで発表が噂されていたから別に驚くことはありませんでしたが、ついにPentium Macが登場しました。驚くことはないと書きましたが、ステーブ・ジョブズの基調講演の内容を読んだり、発表されたマシンのスペックをチェックせずにはいられませんでした。やはり、知りたいことがいくつかありました。結論は「噂」通りだった、という所でしょうか。
 
 かつて68Kから現行のPowerPCになった時、アプリケーションや周辺機器が使える使えないで色々あったので、その辺はすぐにチェックです。どうやらこれまでのPowerPC用のものは、文面を読むと使えるようなのでちょっと安心。でも、読み方によっては完全対応ではないようなのでその辺りは新しもの好きの皆さんがきっと検証してくれるので、それを待つこととしましょう。発表されたのはiMacとMacBook Pro。きっとどっかで誰かが、「iMacのiはインテルの頭文字さ」なんてつまらんことを言うことでしょう。MacBook Proは、PowerBookとの差別化を図るための命名でしょうか。在庫整理をしやすくするため、というのが僕の思いきっりうがった見方です。写真で見る限りは筐体は同じようですが、なんでFireWire800じゃなくて400なのかがちょっと疑問。
 
 どのみちすぐに購入する気などまるでない僕ですから、しばらくは高見の見物となるでしょう。時としてアップルはこれまでやってきたことを全否定するかのような展開をやる会社です。で、嫌なら新しいモノを買え、そんなメッセージを平気で発信してきました。ですから、インテル搭載で何かとんでもないことが起きるんじゃないかと心配していました。その点では、現時点ではほっと胸をなでおろしているというのが正直なところです。そうそう、MacBook ProもiMacもあの不細工の極みのインテルのステッカーは貼られていないようです。写真を見る限りは。
 
 でもでも、MacBook Proって名前、とってもとっても?です。

2006年01月06日

2006年最初の書き込みです

 何を書きましょう、正月の間は特に何をするということもなく過ごしていました。例年ですと、意固地になって三が日はMacの電源を入れない、なんてことをやっていましたが、なんだか馬鹿馬鹿しくなっていつも通りに電源を入れました。いつもは2日に墓参りに行くのですが、予報では天気が悪そうだからと元旦に済ませてしまいました。てなわけで、2日以降はただただ時間をづぶしていたというところでしょうか。基本的にイベント無関心男ですから、「正月だから」といって何か特別なことをやるわけでもなく、「新年最初の…」なんてセリフを吐いて何かをやるなんて絶対にありえません。でも、それなりに大人になっているので、一応新年のご挨拶ぐらいはさせていただいています。今日も某所で「今年もよろしくお願いします」って言ってきましたから。
 
 そんな僕ですから、年頭にあたって決意表明をするとか、今年の目標を立てるとか、絶対にしません。とりあえず、今年はサッカーのワールドカップがあって、トリノでオリンピックがあって、ついでにWBCなんてものが開催されるのを楽しみにしております。すっかり人が減って静かだった東京もまた日常を取り戻そうとしているようです。でも、また連休ですね。今年の1月のカレンダー、1、2、8、9と赤い日になっていて、何かデザイン的におもしろいなぁと思っております。

2006年01月01日

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます