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2005年12月28日

キーボードのお掃除

 僕のメインマシン、オールドPowerMacG4グラファイトを購入して以来、ブラックキーのキーボードを使い続けています。今年は、夏に誤ってスプレー糊を吹きかけてしまい、慌ててクリーニングしました。通常だと、年に一回ぐらい気が向いた時にキーを全て外して丸洗いするんですが、今年は夏にやったからもういいや、というわけで丸洗いまではしません。でも、commandキーの上の文字がかすれてきたので、optionやshiftと共に左右を入れ替えようと思ってキーを外しました。そしたら、気分がエスカレートして結局全てのキーを外してクリーニングしました。で、この丸洗いなんですが、キーを外したキーボード本体を水をはったバケツの中にぶち込んでジャブジャブやるんです。時期柄、PCのお掃除なんて企画が色々な所を賑わせていますが、さすがにキーボード本体ジャブジャブを勧めるメディアはありません。良く乾かしてから使えば大丈夫です。今までは大丈夫でした。
 
 僕はスペアキーボードとマウスを常に用意しているから丸洗いができるんです。それまで何度かコーヒーやらラーメンやらをキーボードにこぼした実績がある僕です。コーラでPowerBookの基盤交換なんて目にも遭いました。ある夜、締め切り間際の深夜作業中、やっぱりやっちゃたんですね。途方に暮れて、泣きつきましたよ。で、2時だか3時だか忘れましたが、知り合いの所にキーボードを借りに行きました。その時彼に言われました。「キーボードやマウスなんて消耗品だ。常にスペアを用意しておけ。」ってね。昼間ならなんとかなるけどさすがに夜はきついので、それ以来キーボードとマウスのスペアを持つようにしたのです。不思議なもので、それ以来コーヒーはこぼれなくなりました。マーフィーの法則です。かつてスペアで用意したADBキーボードの新品がまだ残っていました。これはさすがにCube買った頃に売りました。USBのアップルプロキーボードの黒も新品がまだあります。そろそろ、新品に替えようかなと思うのですが、このキーボード、ぶっ壊れるまで使ったる!
 
 だもんで、いつ壊してもいいやって調子である時、ジャブジャブ丸洗いを思いついたという次第です。ホントに壊れたっていいもん。というわけで、これを読んだ貴方や貴女や貴男にキーボードの丸洗いをオススメです。すっごくきれいになりますよ。もちろん、これは無責任発言です。水に入れてもしキーボードがダメになったら、僕に連絡して下さい。大笑いさせていただきます。

2005年12月27日

タバコの値上げ

 僕は喫煙者です。またタバコの値上がりが決まってしまいました。タバコが値上がりするたびに禁煙しようかな、なんて思うことはなかったのですが、やっぱり痛いです。自民党にもタバコを吸う人はいるはずで、そうした先生方は体を張って廃案に追い込んで欲しいものでしたが、なんで通っちゃうのでしょう。どうせ議員の皆さんなんてタバコの値上げなんて屁とも思わないような歳費をもらっているからに違いありませんが…
 
 今日何気なく時刻表を見ていました。で、突然怒りが込み上げてきました。この12月の改正からJR東日本の一部特急の車内が全面禁煙になったことを知ったからです。そういえば、駅貼りのポスターでもそんなの見たような覚えがありました。ったく、冗談じゃありません。この前のタバコの値上げの名目がなんであったか、彼らは忘れてしまったようです。「JRが引き継いだ国鉄債務、一体誰が払ってると思ってるんだ。」

 こんな世の中です。様々な場所が禁煙になっていくのは、仕方がないことだと諦めています。しか〜し、JRだけは認めません。って言ったところで、どうにかなるわけでもなし。虚しいです。

2005年12月25日

村主章枝と荒川静香

 今日はお出かけ。家に帰ってきて速攻でスポーツニュース系サイトにアクセスしました。気になっていたのは、女子フィギア。昨日はTVで観戦したいましたが、村主章枝と荒川静香両選手のSPにちょっぴり感動しておりました。ソルトレイクの代表選考で、まさに修羅場を闘った二人の圧倒的に存在感のある演技に、この2人を送らんで誰を送るんだ、そう強く思いました。本当に、二人の演技は凄かった。選考レーストップにいた安藤美姫の存在が完全にかすんでいました。不覚にも今日のフリーはビデオに録るのを忘れてしまったために、とりあえずは速報チェック。いやぁ、驚いた村主章枝が優勝して2位の荒川静香と一緒に代表に内定したなんて。こんなことで嬉しくなっても仕方がないんですが、嬉しいようなそんな気分です。スポーツのいい面、また見てしまったようです。

2005年12月22日

バスに乗りたい

 もう書いてしまいます。路線バスの話です。都営バスの池86系統で最近頻発しています。早稲田営業所です。どういう状況かといえば、停留所のすぐ近くに交差点があります。僕はバスの進行方向とは対岸の横断歩道脇で信号が変わるのを待っています。対岸のバス停にいるバスは時間調整なのか、信号が青なのに停留所に止まったままです。ようやく信号が変わりました。僕は横断歩道をダッシュします。すると、バスがするすると発進しました。当然、バスの進行方向の信号は赤です。僕が今渡っている横断歩道の前でまた停止します。僕はそのバスには乗れません。
 
 例えば、交差点近くのバス停で手前の信号が赤の時に、青になるまでちょっと止まっているというケースはよくあります。ところが、これはまったく逆のケースです。走れる時には止まっていて、すぐ信号待ちをしなければならない時に走り出す。絶対に納得いきません。信号待ちをしている時にバスが目の前を走り過ぎたとすれば、諦めがつきます。これからバスに乗ろうとする時だけではなく、自分がすでにバスに乗っていたとしても、この動きは納得できません。横断歩道を渡っている最中に発車して横断歩道から乗れないバスを見送る人をバスの中から見るのは、気持ちがいいものではありません。
 
 とにかく、池86系統で頻発しています。私が間が悪いのかも知れません。どうせ、抗議しても「運行上、安全上」を理由にしてはぐらかされるだけでしょう。でも、度々のことなので、さすがに頭に来ていましたから、昨日は引き下がりませんでした。バスの前に立ち「乗せろ」と叫んだ後、ドアが開くまで動きませんでした。ドアが開いた後、何か僕に言いたげな運転手でした。もし、彼が僕に何か言ってきたらぶち切れてやるつもりだったのですが、そこまではやらずに済みました。ただ、バスには乗れましたが気分はあまりいいものではありませんでした。池86系統です。早稲田営業所です。

2005年12月20日

MAMIYA ZD

  一年前に開発中であることを明かしていたマミヤのブローニー版のデジカメ、ZDが今月初めに発表されました。買う買わないはともかくとして、私にとっては気になって仕方がないカメラのひとつとなってました。正式な発売日を前にした今日、マミヤのサービスセンターまで見に行ってしまったのです。マミヤのサービスセンターを訪れるのはもちろん初めてのこと。営業の方がマンツーマンで説明やらをしてくれます。まるで、クルマのディーラーみたいなんて思ってましたが、考えてみりゃこのカメラの価格、アルトの新車買えちゃいます。
 
 手にしたのは量産試作機。持ってみて軽いのにビックリ。実際のカタログスペックで比較はしていませんが、間違いなくEOSの1D系よりも軽いです。欲しくなってきました。カメラと共に、Macの前に案内されました。実際の撮影画像を見せていただくためです。コダックやフェーズワンのデジタルパックで撮影した写真とも、決して劣ることのない画質にちょっとビックリ。「世界がこのカメラを待っていた」なんてフレーズもどこかで聞きましたが、あながち大げさな表現ではなさそうです。コダックのデジタルパックを装着したコンタックス645を一日借りて遊んだことがありますが、う〜〜〜ん、こっちの方が良さそうだぞ。
 
 RAW画像の展開なども見せていただいたのですが、今度は使っているMacが気になってしまいました。最新のG5クワッドです。速いなぁ、シネマディスプレイやっぱりいいなぁ。ひょっとして、マミヤZDを快適に動かすためにはMacからして何とかしないといけないのかなぁ、と余計なことまで考え始めます。僕にしてみれば、このカメラはまさに趣味で使うことになります。そう考えるとやっぱり高価です。高価すぎます。欲しけりゃ頑張って働けぇ、ってことなのでしょう。

2005年12月19日

アキバのヨドバシ

 週末、ちょっとアメ横へ。師走の週末の喧噪のアメ横を抜け出して、ちょっとアキバまで歩きました。特に何かを買おうというわけではなくブラブラしていたのですが、突然ヨドバシに行ってみる気になってしまいました。アキバの流れが変わる、なんて開店前には結構話題になったアキバのヨドバシです。でも、新宿がホームグラウンドの僕には、わざわざ行く必要もない店という思いでした。
 
 アキバのヨドバシは、いわゆる電気街にはありません。山手線の線路の向こうにあります。で、この線路なんですが山手線の他に京浜東北線が走りさらに上野発の中距離電車の留置線などもあります。駅構内にも自由通路はありません。線路の向こう側に出られる道はあまり多くありません。電気街が目的でアキバに行ったとしたら、ヨドバシは非常に遠くにあることになります。
 
 上野から歩いてきた僕は、アキバ電気街のメインストリートとなる中央通りと線路の外側を走る昭和通りを結ぶトンネルを通り、ヨドバシに入りました。入ってすぐの所に、Mac売り場です。へぇ〜、随分といい場所にあるじゃん、と思ったのですがよくよく考えれば秋葉原駅から来た場合、一番遠い所にある売り場になります。まぁ、Macの扱いなんてそんなものでしょう。とにかく、館内を一周します。アメ横で買った鮭をぶら下げて…いやぁ〜、広い。とにかく広い。少し混んでいる時なんか、「ちょっとゴメンナサ〜イ」なんて言いながらじゃないと店内を移動できないような新宿とは大違い。広いしゆったりしているし、清潔だし。
 
 カメラの液晶モニタに貼る保護シートを購入して、店を後にしました。で、また行くかといえばそれはないと思います。やっぱり電気街から遠いというのがネックです。新宿行けば済むことだし…。ただ、ちょっと魅力を感じたのはでっかい駐車場が併設されていること。でも、クルマじゃないと買えないようなでっかい商品の購入予定は今のところありません。

2005年12月13日

感動した本〜その1

 いい大人が好きな本に童話を挙げていいのかと、ちょっと抵抗もありました。けど、プロフィールに書きましたが、僕はルース・スタイルス・ガネットが書いた「エルマーのぼうけん」が大好きです。ご存知の方にはわざわざ説明するまでもないですが、「エルマーとりゅう」「エルマーと16匹のりゅう」の3部作になっています。もちろん、3冊すべてという意味で、子供の頃大好きでした。ちょっとアマゾンで調べてみましたが、自分で読むなら小学校低学年。親が読んで聞かせるなら、幼稚園という対象年齢だそうです。僕は自分で読んでいたと記憶しています。
 
 さすがに古典というほどではないですが、この3部作は今の時代も親が子に読んで聞かせる本として確実なポジションを得ているようです。僕が子供の頃に読んだだけに、世の中からフェードアウトしているとついこの間まで思っていました。それがひょんなきっかけで、名作として読み継がれているという話を聞きました。たまらず、図書館へ直行です。ちょっぴり恥ずかしい思いで、児童室に行って探してみるとありません。図書館備え付けの蔵書検索で調べてみると貸し出し中。様子を聞こうと係の人に尋ねてみると、とっても人気が高くていつも貸し出し中とのこと。予約しちゃいました。
 
 子供の頃に感銘を受けたり感動したものって、後に追体験してガッカリすることはよくあります。だから、ちょっぴりこわい思いもありました。図書館から連絡がきました。さすがに子供の頃のように夢中にとはいえませんが、あっという間に3冊読み切りました。下世話な表現になりますが、エルマーの大冒険スペクタクルの世界は昔のままでした。嬉しかったです。リュックの中身、エルマーの真似をして色々なものをランドセルに積め込んで学校に行こうとしてお母さんに怒られる子供って今もいるのかなぁ、なんて思いながら…これからも、胸はって「感動した本」と言うつもりです。
 
 これが、今年の初夏頃のエルマーとの再会の顛末です。その時なぜか撮っておいた表紙の写真、図書館所蔵なんでボロボロなんですが、きれいな新刊本のようにレタッチして掲載です。こういうことなら、Photoshopの作業も進むのですが…

2005年12月09日

日本語、乱れろ

 日本語バラエティがTVで結構流行ってます。出演者によっては、要するに嫌いなタレントの立ち居振る舞いにしかめっ面をしながらも、時間があれば観てしまいます。一応、僕も言葉を扱うプロですから、正しく使える情報は正しく吸収しようと思って観ています。でも、いるんですよね、困ったちゃんが。
 
 正しい言葉の定義なんてできっこありません。言葉は常に変化しているものです。「最近の若もんの言葉はなっとらん」なんて言葉を吐くしたり顔の奴も、若い頃おかしな言葉を絶対に使っていたはずです。僕は、言葉は生きている、言葉は常に変化している、そう思っていますから、基本的におかしな言葉を容認します。もちろん、自分自身で使うかどうかは別ですが。
 
 言葉は変化しています。辞書に載っている言葉が正しい言葉であるという論には、全面的には賛成できません。「辞書にはこうあるから」とか「元々の使われ方はこうだから」などと他人の言葉づかいに対して説教じみたことを言うバカも僕の回りにいますが、そうした話題になると適当にあしらっておきます。先日も飲み屋で、そんな話題になってしまいちょっと困りました。ようやく、店を出る時になってそいつが「今日は俺が払っとく」なんて言いながら「親父さん、お愛想」、大爆笑でした。

2005年12月02日

東京体育館で


 12月になりました。都内ではあちこちでクリスマス・イルミネーション。日が暮れるのが早い代わりに、色々な照明が街を彩っています。12月の最初の日、カメラを持って出掛けていた僕ですが、夜になって千駄ヶ谷に行きました。東京体育館の敷地内にもちょっと雰囲気のいいイルミネーションがあったのです。初めて見たものだったし、予定よりも早く着いたのでカメラを取り出して三脚を押っ立てて撮影です。そしたら、結構人が集まってきて僕のそばで携帯でパシャパシャ始めました。近くでストロボ焚くもんだから、長時間露光の僕はたまりません。まぁ、世の中こんなものでしょう。どうも僕は無言で発射する「俺のそばに近づくなビーム」がうまく使えないようです。

2005年12月01日

きっかけはサンダーバード

 いつの頃からそうなったか、自分では覚えてはいません。とにかく、僕は映画館に行かなくなっていました。ビデオ、今はDVDもありますが、で観れればそれでいいや。そんな風に思ってしまったのでしょう。1800円払って映画館に2時間以上座っているというのが、どうも嫌になってしまったのです。他にも理由はいくつかあるのですが、とにかく映画館に行かなくなってしまいました。最後に行ったのがいつか覚えていないほど、間違いなく10年以上映画館に足を踏み入れることはありませんでした。
 
 ところが、昨年ちょっと暇な時に池袋を歩いていて、サンダーバード(その時ちょっと気になっていた映画でした)をやっている劇場の前を通りました。で、偶然上映時間が合ったので、反射的に入ってしまいました。サンダーバードそのものの感想はともかくとして、その時どうして急に観る気になったか全然わかりません。そして、観終わった後に無条件に感じてしまったのです。映画館で観るのもいいじゃないかと。10年以上も行っていなかっただけに、今時の劇場を知らなかったのですが、快適さにはちょっとビックリでした。映画館に抱いていたマイナスのイメージがその時払拭されちゃった、ということかも知れません。以来、足繁くとは言いませんが、映画館にちょくちょく行くようになったのです。
 
 でも、行く時は一人で行きます。再び行くようになってから誰かと行ったこともありますが、一人の方が気楽に観れます。公開間際には行かずに、そろそろ上映終了になろうかという時に行くようにしています。ちょっと空いた館内で楽しみたいんですね。一刻も早く話題作を観たい、とは思わないのでこれでいいんです。スターウォーズなんか、ついこの前観たのに、もうDVD発売。全然気になりません。話題作なんかは、上映終了のスケジュールをわざわざチェックです。こんな感じで、ささやかな映画館通いをしています。
 
 12月1日です。入場料1000円です。でも、今日は観に行きません。