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Qちゃんは勝ったけど…

 東京国際女子マラソンで高橋尚子選手が勝ちました。マラソン競技って、TVで見ているとまさに釘付けになっちゃいます。緊迫した展開になると、どこで何が起こるかわからないので、TVの前を離れられなくなります。女子だと2時間20分ちょっと。この間に起きるレースを左右する一瞬を見逃すことになったら、大変です。民放の場合、CMが入るわけですが、トイレに行こうなんて時は次のCMを狙って身構えちゃったりしています。てなわけで、緊迫したレース展開を楽しんでいました。そういえば、いつのレースだったか覚えていませんが、CM中にレースが動いたことがありました。後で聞いた話では、レース終了後そのTV局に非難の電話が集中したとか。僕はそういう電話を掛けるタイプではありませんが、電話をした皆さんの憤りよくわかります。

 ところで、スポーツ中継って各局のカラーとかがでて、その違いを楽しむのもおもしろいと思います。当然、局による好き嫌いもでてきます。また、スポーツごとの局の得手不得手みたいのも見えてきて、そんな違いを感じながら見るのも楽しんでます。局の好き嫌いでいうと、このマラソンを中継したテレ朝が嫌いです。特にサッカー中継や水泳の実況は、まさに聞くに堪えられないレベルです。ようするに実況アナが下手くその極みってところですね。角澤アナと田畑アナには未来永劫実況やらないでいただきたい、というのが正直な感想です。使わなくてもいい言葉を使おうとして噛む、大声張り上げるような場面でもないのでやたら興奮する、解説者の言葉を妨げるような展開でもない時に露骨にさえぎって実況に戻ろうとする。あ〜〜、思い出すだけでもむかついてきます。

 さて、テレ朝が中継した東京国際女子マラソンでしたが、実況もそんなに悪くなくレースを楽しんでいました。高橋尚子選手の優勝もちょっと感動的でした。ところが、レース後が悪かった。勝利者インタビューが長いのなんのって。話を長く聞けるからいいじゃないかと最初は思っていましたが、まるで、インタビューじゃなくて記者会見。聞く内容が重複しているというか、さっき同じこと聞いただろうがって感じで延々と続く。肝心のレース展開にはなかなか触れようとしない。しかも高橋尚子選手はレース中のユニフォームのまま。いくら何でも11月にウォームアップスーツを着ていない選手をグラウンドの中で延々立たせておくなんて、気配りがなさすぎます。インタビューをした女子アナの稚拙な技術と共に、憤りを覚えたのでした。やっぱりテレ朝はテレ朝でした。そういうことです。